50代になってから、ふとした瞬間に思うようになりました。
「あれ?もしかして私、ちょっと臭ってる…?」
それは電車の中、車の中、鏡の前、洗濯物を取り込んだときなど、ほんのささいな場面で。
若い頃には気にならなかった“におい”に、なぜか急に敏感になったのです。
更年期と「においの変化」
最初に変化を感じたのは、汗の質。
以前よりベタつきやすくなった気がして、特に首まわりや背中の汗が気になりました。
さらに、洗濯物の残り香に「これ…私の体臭かも」とドキッとすることも。
調べてみると、女性ホルモンの変化によって皮脂のバランスが変化し、においに影響が出ることがあるそうです。
📚 引用|クラシエ「更年期とにおいの関係」より
更年期になることが直接の原因ということではなく、
更年期特有のホルモンバランスの乱れが間接的に作用し、気になるにおいを強めてしまう可能性があります。
私が実践しているにおい対策
においに敏感になると、外出や人との距離にも自信がなくなる。
だからこそ、できることを少しずつ取り入れていきました。
- シンプルな綿素材のインナーで汗を吸収しやすく
- 毎朝シャワーを浴びる習慣に(寝汗対策)
- 脇や首まわりの拭き取りシートを持ち歩く
- 殺菌成分入りのボディソープを週2回程度使用
- 抗酸化成分のある食事(大豆・緑茶・ビタミンC)を意識
すべて完璧にやっているわけではありません。
でも、ちょっと意識を変えるだけで、「私はケアしてるから大丈夫」と思える安心感が生まれるようになりました。
心まで「におい」に支配されないために
ある日、たまたま家族に「においなんて気にならないよ、気にしすぎだよ」と言われて、
ハッとしました。
他人の目を気にするあまり、自分を責める方向に向かっていたのかもしれません。
においは、自分の変化を知らせてくれる“サイン”であって、恥ではない。
そう思えるようになったら、少しずつ心も軽くなってきました。
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まとめ|においと共に、自分と向き合う
「におうかも」「嫌われたらどうしよう」
そんな不安に振り回された時期もありました。
でも今は、ちゃんとケアして、ちゃんと向き合ってる私を、
少しだけ誇らしく思っています。
🌿 においの変化は“老い”じゃない。
自分の体の声に気づける、そんなチャンスなのかもしれません。
読んでくださってありがとうございました。
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