【50代女性のホットフラッシュ体験談】突然の汗とほてり…私が効果を感じた対策と薬の選び方

ホットフラッシュで汗を拭うアラフィフ女性 更年期の悩み

50代に入ってしばらく経った頃、突然の「暑さ」と「汗」に悩まされるようになりました。

外は真冬。なのに、電車に乗った途端、じわっと汗が額に…。

そのうち、仕事中や買い物中でもいきなり顔が熱くなり、背中からも汗が噴き出すような感覚に。

「これって更年期のホットフラッシュ?」

汗が止まらない…初めてのホットフラッシュ

最初に感じたのは、顔のほてりと首元の大量の汗でした。

化粧が崩れ、首筋の汗を拭っても拭っても止まらない。

「何か変な病気では?」と思って婦人科を受診すると、先生は穏やかにこう言ってくれました。

それも更年期の一部ですよ。つらいですよね。
眠れない、汗が止まらない、不安定になる。
全部、ちゃんと理由があります。

この言葉に、なんだか救われました。

ホットヨガ状態…日常生活への影響

ある日、スーパーでカゴを持っていたら、背中に汗がつたう感覚。

服の背中に汗染みができている気がして、急いで帰ったこともあります。

歯磨き中にも汗が噴き出し、鏡の前で「何してるんだろ…」とため息。

夫がいたら気まずかったかも…と一人暮らしの気楽さに救われる日もありました。

私が試した対策と薬の選び方

最初に試したのは、漢方薬。病院で処方されたのは「加味逍遥散(かみしょうようさん)」でした。

最初の数日はラクになった気がしたものの、強いホットフラッシュには物足りず、医師と相談してホルモンパッチに切り替えることに。

すると数日で、顔のほてりと汗の量が少しずつ落ち着いてきたのです。

ホットフラッシュにはホルモン補充療法(HRT)や漢方薬が用いられ、症状の程度によって選択される。
必要に応じて医師と相談し、症状に合った対処をすることが重要とされています。

📚 引用|公益社団法人 日本産科婦人科学会「更年期障害とその治療」

ホットフラッシュなどの更年期症状には、ホルモン補充療法(HRT)や漢方薬、向精神薬などが選択肢として用いられます。
治療法は個々の症状や背景に応じて、医師と相談しながら進めることが大切とされています。

日本産科婦人科学会「更年期障害とその治療」

薬以外に私が取り入れたセルフケア

  • 吸湿性の良いインナーを選ぶ(綿や接触冷感素材)
  • 冷たい飲み物は避ける(刺激でホットフラッシュが悪化するそう)
  • 朝の軽いストレッチやウォーキング(自律神経を整える)
  • においケア+汗拭きシート常備(外出時の安心)

完璧にやる必要はなく、「私なりに対策してる」という安心感が、心の落ち着きにもつながったと思います。

ホットフラッシュを乗り越えて感じたこと

今でも暑い日や緊張時には汗が出ることがあります。

でも、「それも私の体の変化なんだ」と思えるようになったことで、気持ちはずいぶんラクになりました。

更年期は、いつか終わります。

でもその途中を少しでも心地よく過ごすために、自分を責めず、誰かに頼ってもいい。

🌸 あなたが今感じている変化も、ちゃんと理由がある。
つらいなら、がんばりすぎず、ちゃんと休んでいい。

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読んでいただき、ありがとうございました。

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