「私がオバさんになっても」の歌詞がリアルに響く今
同年代の方なら、きっとご存じでしょう?
あの名曲──
「私がオバさんになっても ディスコに連れてくの?
ミニスカートはとても無理よ 若い子には負けるわ」
そう、森高千里さんのあの歌です。
若いころはなんだか笑いながら聴いていたけれど、
今、その“オバさん”と呼ばれる年齢になって、
ちょっとだけあの歌詞がリアルに響いてきます。
アラフィフの今も、ビタミンカラーが大好き
私は現在55歳。
今もピンクや赤、ビタミンカラーが大好きです。
さすがにミニスカートはもう履かないけれど、
「私は一生ミニスカートで生きる!」と宣言している友人もいます。
それがもう、かっこよくて…私、ひそかに憧れてるんです。
蛍光色トレーナーで虫を引き寄せた話
ある日、そんな私がライトグリーンの鮮やかなトップス(今風にいうとスウェットシャツ、でも私はトレーナーと言ってしまう)を着て出かけたことがありました。
ちょっと気合いを入れたつもりで。
初夏の夕暮れどき、ほんのり風が気持ちよくて、
そのお気に入りの服を着て、ルンルン気分で繁華街を歩いていたんです。
待ち合わせ場所に到着し、知人に声をかけられたその第一声が…
「なにそれ!!気持ち悪い!!!ちょっと入ってこないで!!」
え?と思って自分を見下ろしたら、
なんと──ライトグリーンのトレーナーに、
無数の小さな虫が……びっしり!!!😱
店員さんのひと言が忘れられない
どうやら、蛍光色に誘われて虫たちが集まってしまったらしいんです。
私、呆然。完全にフリーズ。
すると、店員さんが近寄ってきて、ひと言。
「悪い虫いっぱいつけてきちゃいましたね(笑)
僕が払ってあげます!」
乾いたおしぼりで、優しく虫をはらってくれる店員さん。
……もう、笑うしかないよね(笑)
年齢に関係なく、好きなものを着ていたい
それでも私は、やっぱり元気の出るビタミンカラーが好き。
たとえ虫に好かれようが、
自分の気分が上がる色は、年齢に関係なく着たい。
誰かに「似合わないよ」と言われたって、
着たいものを着るのが、今の私のスタイル。
オバさんになって、人生はますますカラフルに
若い子に勝つ必要なんてないし、
そもそも比べる必要すらない。
私は、今の自分が一番しっくりきてる。
この年齢だからこそ着こなせる色や生き方を、
これからも楽しんでいきたいと思います。
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